次のステップに進む方の割り合い

レイキの次のステップに進む割り合いはどれぐらいなのだろう・・・。自分でもちょっと興味があったので、統計をとってみました。今日まで光のサロンでレイキの伝授・講習を受けられた方の総計から算出しています。

・レベル2にすすむ方:全体の約50%
・レベル3にすすむ方:全体の約20%
・ティーチャー以降にすすむ方:全体の約12%

という結果になりました。これは5年間の統計です。また、次のステップに進むまでの期間についてはまだ集計できていませんが、もし整理できれば公開したいと思います。

ピアノ演奏とレイキ

最初のピアノソロアルバムをレコーディングした当時、自分はまだレイキを修了していませんでした。演奏をはじめた当時は修験道の修業がひとくぎりついた頃で、自分でも精神的にも霊的にも向上が感じられ、いろいろな意味で充実感を味わっていたのです。これならやれそうだ、ということで演奏活動とレコーディングをはじめました。でも、簡単ではなかったのです。

レコーディングをする時は3ヶ月ぐらい前から非常に禁欲的になりました。食事も日常生活も全てがレコーディング当日の本番に向けて集中していく為に、正直をいえばかなりストイックだったし、あらゆる楽しみを我慢して取り組んでいたように思います。そうでもしないと集中できなかったんですね。

コンサート活動も(まだ会社員だったこともあり)いくら集中しても、精力的に続けることはかないませんでした。なによりも演奏の結果があまり納得できるものではなくて、内面的にはかなり挫折感を味わっていたんです。長く続けられるものではないと実感したし、消耗しきってしまい方向性を見失いかけました。

レイキの最初のステップ(レベル1)を学んで、その日から聴覚が変わりました。聴こえる音楽の世界が様変わりをしたのです。音の広がりが自然になり、精神力をあまり使わなくても楽に音楽の世界にはいっていけるようになったんです。演奏にも脱力したままで集中できるようになった結果、音楽の表情も豊かになりました。

半年ほどして次のステップ(レベル2)に進み、その時にも更に変化を感じました。ますます演奏が楽になり、面白くなっていきました。自由に表現できる幅が広がり、少し自信を取り戻せるようになったのです。

レイキを学んでからは年々、インスピレーションの幅が広がっています。形にできるものはけっして多くないのですが、それでも広がりが止まることはなく、日々変化しつづけているのを実感します。アーティストとして表現することがこんなに楽になるとは想像だにしなかったことです。音楽に限らず、創造的な仕事をなさっている方にはレイキのスキルは是非とも身につけてほしいと思います。

亡くなった人の為に

とてもデリケートな話題ですが。老いがある、ということは必ず命の終焉があるわけです。生きているうちに十分なケアがしてあげられなかった悔いを感じている人も多いかもしれません。

レイキは、過去に愛の波動を送ることもできる。過去を取り戻せるのです。信じられないかもしれませんが、真実です。両親の介護ができなかった。死に目にも会えなかった。生きているうちに愛の絆を確かめることができなかった。いろいろな「悔い」を持ちつづけている人は多いはず。レイキの技法を使って、過去に「遠隔ヒーリング」をすることができます。この方法もまた実にシンプルです。生前の両親を思いながら、3つのシンボル(印)を思い描き、両手で包込むようにして愛を送る。本当にそれだけで、歪んでしまった絆が癒され、悔いが軽くなっていきます。必ず、思い出は愛の光に包まれ、未来を祝福してくれるようになります。

老いた両親の為に

自分もいよいよ中年(いやな響きだけどね)です。両親は現役をしりぞき、老後の人生を生きてます。周囲をみても、皆、そういう段階。つまり親の世代は老後を迎えていて、元気だったり、病気がちだったり、なかには認知症をかかえている人もあったり。また介護を必要としていたり、自宅でケアをしているとか、施設や病院に長く預けているケースも多いでしょう。

これからの時代、介護とか老人医療というのは本当にすぐさま現役世代である私達の「現実的な責務」としてせまってきているわけです。この問題から目をそむけていくことはできなくなりつつあります。自分もまた、家庭内でこの話題が目下、家族会議の主題となっています。

レイキでは古い言葉ですが「遠隔治療」ということが可能になります。治療と表現すると、最近は勘違いされるようなので「遠隔ヒーリング」と言いましょう。これ、特別難しい事でもなんでもない。親を思う気持ちがあれば誰にでもできる。けれど、レイキの技法を学べば、それが現実に必ずできるようになるのですから。是非、学んで欲しいと思うわけです。方法はとてもシンプル。レベル2で学ぶ3つの「シンボル(印)」を描く。父(あるいは母)を思う。両手で包み込むようにして愛のエネルギーを送る。これだけです。もし、施設に入っているなら、毎晩やってあげるといい。もしも入院してるなら回復を祈って、常時してあげたらいいわけです。自宅で介護しているなら就寝している時に、隣りの部屋からそっと遠隔してあげたらいいわけです。愛をしっかりとたしかに伝えてあげられる。本当に素晴らしい技法です。誰にでも必ずできるようになるのですから。だからこそ、レイキは素晴らしいのです。

レイキが万能とは限らない

レイキは素晴らしい。本当に素晴らしい技法です。おかげで昨日の筋肉痛はどこへやら。すっきりとした今日です。しかし、レイキで癒せないものがあるのも事実。だからこそ、「光のレイキ」というコースや「光の技法」があるわけです。

昨日、筋肉痛で癒したはずの背中がちょっとうずきました。おかしいなぁと思って、性癖治療をしてみました。あまりいい反応がありません。それでは、ということでインフィニティのテクニックでヒーリングして、やっとうずいていたものが癒されました。そしてその原因を考え、理由を求めてみたところまた新たな気づきと学びを得ました。

僕は日々、そんなふうに勉強し、研鑽を積み重ねています。誰よりも勉強熱心な人間です。自分でいうのもなんですが、本当に毎日、あらゆることを学び続けています。なぜって、日々この世は動き続けているからです。日々の気づき、学び、変化、成長なくして人の一歩先を導く役割を担うことはけっしてできない事です。

癒しに憧れる人は多いようですが、人の前を一歩進む、ということの危険と責任ということをまずわかって欲しいわけです。常に自分の先に「未知」があるのですから。未知というのは「怖れ」を心に与えます。その「怖れ」と対峙する力、勇気はどこからやってくるのか。その事について各自のなかで「明確でゆらぎない回答」を持っている人でなければ、人を癒すこと、霊的な進化を見守ることはできないと思います。

まぁ、そんな難しい話は、ほんとに一部の人にしか「耳が痛い」という事にはならないでしょう。

レイキは実にシンプルで優しい技法。誰にでもマスターできます。日々、楽しみながら実践していきましょう。それだけでいいんですからね。